LCCで座席指定をしない場合の注意点は?

LCCで座席指定をしない場合の注意点は?

LCCで座席指定をしない場合、搭乗できなくなるわけではありません。通常は航空会社が空いている座席を自動で割り当てます。ただし、同行者と離れる、希望する座席を選べない、搭乗手続き時に座席が決まるなどの注意点があります。

LCCで座席指定をしないとどうなる?

座席指定をしない場合は、チェックイン時や航空会社が座席を割り当てるタイミングで、空席から座席が決まります。座席指定をしないことによる追加料金はかかりませんが、座席の位置を自分で選ぶことはできません。

座席指定をしなくても、通常は航空券を購入した人数分の座席が割り当てられます。ただし、座席の割り当て方法やタイミングはLCCごとに異なるため、予約時の案内や運送約款などを確認してください。

座席指定をしない場合の主な注意点

同行者と離れた席になることがある

複数人で予約しても、同行者と隣り合わせになるとは限りません。空いている座席の状況によっては、通路を挟んだ席や、前後に離れた席が割り当てられることがあります。

家族旅行、子ども連れ、介助が必要な人との搭乗など、隣席が必要な場合は、座席指定を利用したほうが安心です。座席指定をしない場合に隣席を確保できるかどうかは、搭乗者の年齢や航空会社のルールによっても変わります。

窓側・通路側などを選べない

座席指定をしないと、窓側や通路側、前方の席などを希望できません。景色を見たい、トイレに行きやすい通路側がよい、降機を早くしたいといった希望がある場合も、希望どおりにならない可能性があります。

特に、搭乗日が近い便や混雑する便では、希望する座席がすでに埋まっていることがあります。

座席が決まるタイミングを確認する必要がある

航空会社によっては、予約時ではなくオンラインチェックイン時や空港での搭乗手続き時に座席が決まります。座席番号が予約完了直後に表示されない場合でも、必ずしも予約失敗とは限りません。

予約確認画面、オンラインチェックインの案内、搭乗券に座席番号が表示されているかを確認してください。座席番号が分からないまま空港へ向かう場合は、チェックインカウンターや自動チェックイン機で確認します。

隣席への変更を空港で頼んでも、対応できないことがある

空港で隣の席への変更を希望しても、空席がなければ変更できません。また、変更手数料が必要になったり、希望する座席の種類によって追加料金が発生したりする場合があります。

「当日に頼めば隣席にできる」とは限らないため、隣席が必要な場合は、予約時など早めに座席指定を検討しましょう。

非常口座席など、利用条件のある席には座れないことがある

非常口付近の座席などには、緊急時に乗務員を補助できること、年齢などの条件を満たしていることなど、航空会社が定める利用条件があります。座席指定をしない場合は、希望の座席を選べないだけでなく、条件に合わない座席へ変更されることもあります。

妊娠中の人、子ども連れの人、移動や案内に支援が必要な人などは、非常口座席を利用できない場合があります。具体的な条件は航空会社の案内を確認してください。

座席指定をしなくてもよいケース

次のような場合は、座席指定をしなくても大きな問題になりにくいと考えられます。

  • 一人で搭乗し、座席の位置にこだわりがない
  • 同行者と離れても差し支えない
  • 座席指定料金を節約したい
  • 短時間の移動で、窓側・通路側などの希望がない
  • 座席指定が有料であることを理解したうえで利用する

ただし、座席指定をしないことで無料になるのは、通常は座席指定の追加料金です。航空券代、手荷物料金、支払い手数料などが無料になるわけではありません。

座席指定をしたほうがよいケース

次のような場合は、座席指定をしないことによる不便が大きくなりやすいため、指定を検討しましょう。

  • 子どもや高齢者と隣り合わせで座りたい
  • 同行者と離れて座りたくない
  • 窓側や通路側など、座席の位置を選びたい
  • 長時間のフライトで座席の快適さを重視する
  • 乗り継ぎなどがあり、早く降りたい
  • 機内で仕事をするなど、座席位置が重要

座席指定の料金は、航空会社、路線、座席の種類、予約方法によって異なります。選択画面に表示される金額と適用条件を確認してから、指定するか判断してください。

座席指定をしない場合に確認する手順

  1. 予約画面で、座席指定をしない場合の扱いを確認する。
  2. 座席番号がいつ決まるか、予約確認画面や航空会社の案内で確認する。
  3. オンラインチェックインの開始時刻と締切時刻を確認する。
  4. 搭乗券を表示し、座席番号が記載されているか確認する。
  5. 同行者と離れて困る場合は、空席状況を見ながら座席指定を追加する。

オンラインチェックイン後に座席番号が表示されない、搭乗券を発行できないなどの問題がある場合は、空港の案内カウンターや航空会社の窓口で確認してください。出発時刻に遅れると搭乗できないことがあるため、座席指定の有無とは別に、チェックインの締切時刻を守る必要があります。

座席指定をしないか迷ったときの判断基準

一人で座席にこだわりがないなら、座席指定をしない方法が向いています。一方、同行者との隣席、座席の位置、降機のしやすさを重視するなら、追加料金を払って座席を指定するほうが確実です。

判断するときは、座席指定料金と、離れた席になった場合の不便を比べます。特に子ども連れや、隣席が必要な同行者がいる場合は、料金だけでなく、隣に座れる確実性を重視してください。

LCCで座席指定をしない場合の最大の注意点は、同行者と隣り合わせになる保証がなく、希望の座席も選べないことです。座席にこだわりがない一人旅なら指定なしでも利用しやすいですが、隣席や座席位置が重要なら、予約時に座席指定を追加しましょう。