LCCのおすすめ座席は、何を優先するかで変わります。足元の広さを重視するなら非常口列や前方の広い座席、早く降りたいなら前方、揺れにくさを重視するなら主翼付近が候補です。
ただし、座席指定は有料の場合が多く、機材や航空会社によって座席の位置・広さ・指定条件が異なります。予約前に、座席指定料金と座席表を確認して選びましょう。
LCCの座席は目的別に選ぶのがおすすめ
迷ったときは、次のように優先したい条件から選ぶと判断しやすくなります。
| 重視すること | おすすめの座席 | 注意点 |
|---|---|---|
| 足元の広さ | 非常口列、前方の広い座席 | 年齢や同行者など、指定条件がある |
| 早く降りたい | 前方の通路側 | 前方席は追加料金が高いことがある |
| トイレに行きやすい | 通路側 | 隣の人が通るため、落ち着きにくい場合がある |
| 景色を楽しみたい | 窓側 | トイレや移動のたびに隣の人へ声をかける必要がある |
| 揺れを抑えたい | 主翼付近の座席 | 揺れを完全に避けられるわけではない |
| 家族や友人と座りたい | 隣り合う座席 | 無料で隣席になるとは限らない |
足元の広さで選ぶなら非常口列・前方席
長時間のフライトで足を伸ばしたい人は、非常口列や前方に設定された広めの座席が候補です。通常の座席より足元に余裕があることがあります。
ただし、非常口列は誰でも利用できるとは限りません。緊急時に乗務員の指示に従って援助できることなど、航空会社が定める条件を満たす必要があります。小さな子ども連れ、介助が必要な人、妊娠中の人などは指定できない場合があるため、予約画面の条件を確認してください。
また、非常口列は座席の前に荷物を置けないことがあります。手荷物は離着陸時に、指定された収納場所へ入れる必要があります。
早く降りたいなら前方の通路側
到着後の移動を急ぐ人には、前方の通路側が向いています。前方の座席ほど降機口に近い傾向があるため、後方席より早く機内を出やすくなります。
ただし、降機口の位置は機材や空港によって異なります。前方席を選んでも、後方のドアを使う運航では期待どおりにならないことがあります。乗り継ぎ時間が短い場合は、座席だけでなく空港内の移動時間や手荷物受取の有無も確認しましょう。
トイレや移動のしやすさなら通路側
トイレに行く回数が多い人、長時間同じ姿勢が苦手な人は、通路側が使いやすい座席です。隣の人に席を立ってもらわず、自分で通路へ出られます。
一方で、通路側は乗務員やほかの乗客が通るため、窓側より落ち着きにくいことがあります。カートが通る時間帯や、隣の人が出入りする可能性も考えて選びましょう。
景色や睡眠を重視するなら窓側
景色を見たい人や、機内で眠りたい人には窓側が向いています。壁に寄りかかりやすく、通路を人が通るたびに気を取られにくい点がメリットです。
ただし、トイレなどで席を立つときは、隣の人に声をかける必要があります。頻繁に移動する予定があるなら、窓側より通路側のほうが便利です。
揺れが気になるなら主翼付近を選ぶ
飛行中の揺れが気になる人は、機体の前後端よりも主翼付近の座席を候補にするとよいでしょう。機体の重心に近い主翼付近は、一般に前方や後方より揺れを感じにくい傾向があります。
ただし、天候や飛行状況によって揺れ方は変わります。主翼付近を選んでも、揺れを完全に避けられるわけではありません。また、窓側では主翼が視界に入り、景色が見えにくいことがあります。
家族や友人と隣に座りたいなら早めに指定する
同伴者と隣り合って座りたい場合は、予約時に隣接する座席を指定するのが基本です。LCCでは、指定をしないと自動で座席が割り当てられ、同行者と離れる可能性があります。
座席指定をしても、機材変更や運航上の都合で座席が変更されることがあります。子どもと一緒に搭乗する場合は、航空会社の年齢条件や座席指定の案内も確認してください。
LCCの座席指定で確認すること
座席を選ぶ前に、次の項目を予約画面や運賃条件で確認しましょう。
- 座席指定が有料か無料か
- 座席指定料金が1人1区間ごとか
- 選びたい座席が追加料金の対象か
- 非常口列や広い座席に指定条件があるか
- 座席指定後の変更や払い戻しができるか
- 機材変更時に座席が変わる可能性があるか
- 同行者と隣り合うことが保証される条件か
座席指定料金は航空会社、運賃タイプ、路線、座席の種類によって異なります。1人分の料金だけでなく、同行者全員分と往復分を含めて比較してください。
座席指定にお金をかけるべき人・かけなくてもよい人
座席指定を検討したほうがよい人
- 家族や同行者と隣に座りたい人
- 足元の広さを重視する人
- 前方に座って早く降りたい人
- 通路側や窓側など、希望がはっきりしている人
- 長時間のフライトで座席の快適さを重視する人
座席指定をしなくてもよい人
- 座る場所にこだわりがない人
- 短時間のフライトで、指定料金を抑えたい人
- 同行者と離れても問題ない人
- 混雑状況による座席割り当てを受け入れられる人
座席指定をしない場合、希望する座席になるとは限りません。「無料で指定できる」「必ず隣に座れる」とは限らないため、予約時の運賃条件を確認しましょう。
迷ったときのおすすめの選び方
特に強い希望がない場合は、料金と使いやすさのバランスから選ぶとよいでしょう。
- まず、同行者と隣に座る必要があるかを決める。
- 次に、通路側・窓側のどちらが自分に合うかを選ぶ。
- 足元の広さや早く降りることを重視するなら、前方席や広い座席を確認する。
- 座席指定料金を、往復・同行者分も含めて計算する。
- 座席表でトイレ、ギャレー、非常口、主翼の位置を確認してから決定する。
たとえば、トイレに行きやすく早く降りたい人は前方の通路側、景色を見ながら過ごしたい人は窓側、揺れが苦手な人は主翼付近を候補にできます。複数の希望がある場合は、最も優先したい条件を一つ決めてから選ぶと迷いにくくなります。
結論:LCCのおすすめ座席は優先順位で決める
LCCの座席は、足元の広さなら非常口列や広い前方席、早く降りるなら前方の通路側、移動のしやすさなら通路側、景色や睡眠なら窓側が候補です。揺れが気になる場合は主翼付近も選択肢になります。
最初に「隣席」「料金」「足元の広さ」「降りやすさ」のどれを優先するかを決め、そのうえで航空会社の座席表と指定条件を確認してください。







