LCC旅行で荷物を節約するなら、衣類を旅行日数分すべて持っていかず、少ない枚数を洗って着回す方法が有効です。特に3泊以上の旅行では、速乾性の服と小分けの洗剤を用意し、入浴後など決まったタイミングで洗濯すると続けやすくなります。ただし、洗濯物を十分に乾かせないと、においや荷物の重量増加につながるため、乾燥まで考えて準備しましょう。
LCC旅行で洗濯すると、どのくらい荷物を減らせる?
洗濯を前提にすると、トップスや下着を旅行日数分ではなく、数日分に抑えられます。たとえば、4泊5日でもトップスを2〜3枚、下着を3セット程度にして、途中で洗うという考え方です。
| 荷物 | 洗濯しない場合 | 洗濯する場合の考え方 |
|---|---|---|
| トップス | 日数分を用意 | 2〜3枚を着回す |
| 下着・靴下 | 日数分を用意 | 数日分を用意して途中で洗う |
| ボトムス | 複数本を用意 | 乾きやすいものを少数にする |
| 上着 | 複数枚を用意 | 着回しやすい1枚を選ぶ |
実際に減る荷物の量は、服の素材、旅行日数、洗濯回数によって変わります。洗濯だけでLCCの機内持ち込み条件を満たせるとは限らないため、衣類以外の荷物も含めて重さとサイズを確認してください。
旅行中の手洗いに向いている衣類を選ぶ
旅行用の衣類は、洗いやすさよりも乾きやすさ、軽さ、着回しやすさを重視すると、洗濯による荷物節約につながります。
- ポリエステルなど、比較的乾きやすい素材のTシャツ
- 薄手でかさばりにくい下着や靴下
- 複数の服に合わせやすい色のボトムス
- 洗濯後に水分を絞りやすい薄手の衣類
- しわが目立ちにくい服
厚手のパーカー、ジーンズ、厚いタオルなどは乾くまで時間がかかります。持っていく場合は、旅行中に洗わず、着用回数を抑える方法が現実的です。
旅行中に洗濯する方法
少量の衣類であれば、宿泊先の洗面台や浴室で手洗いできます。洗濯する衣類の量が多いと乾燥に時間がかかるため、1回に洗う量は詰め込みすぎないことが大切です。
- 洗面台や容器に水をため、衣類を水でぬらす。
- 旅行用洗剤を少量入れ、衣類を押すようにして洗う。
- 汚れが気になる部分を軽くこする。
- 洗剤が残らないよう、きれいな水ですすぐ。
- 衣類をねじりすぎず、手で押して水分を抜く。
- 乾いたタオルで衣類をはさみ、上から押してさらに水分を取る。
- ハンガーや物干しにかけ、空気が通る状態で乾かす。
衣類を強くねじると、伸びや型崩れの原因になることがあります。洗面台の使用可否や、洗剤の利用ルールは宿泊先の案内に従ってください。
洗濯物を早く乾かすコツ
洗濯後の乾燥では、洗うことよりも水分をどれだけ先に減らせるかが重要です。タオルドライをしてから干すだけでも、乾燥しやすくなります。
- 入浴後など、翌朝まで時間があるときに洗う
- 衣類同士の間隔を空けて干す
- 服の前後を広げ、空気が通るようにする
- エアコンや換気扇の風が当たる場所に干す
- 厚い部分やポケットを外側に向ける
- 朝に乾いていない場合は、着替えや出発の時間を見直す
濡れたまま袋に入れて移動すると、においやカビの原因になります。出発時までに乾かない可能性がある日は、洗濯する量を減らすか、乾いた衣類を別に用意しておきましょう。
LCC旅行の洗濯に持っていくもの
洗濯用品は、必要な分だけ小さくまとめます。液体を持ち込む場合は、利用する空港や保安検査、航空会社のルールに合う容器と量にしてください。
- 1回分ずつ小分けにした洗剤
- 洗濯物を分けるための袋
- 衣類を干すための小型ハンガーや洗濯ロープ
- 水分を取るためのタオル
- 濡れた衣類を一時的に入れる通気性のある袋
洗濯ロープやハンガーは、宿泊先に備え付けがあるとは限りません。一方で、洗濯用品を増やしすぎると荷物節約の効果が小さくなるため、宿泊日数と洗濯回数に合わせて選びます。
洗濯で荷物を減らすためのパッキング方法
最初から「洗濯する服」と「洗濯しない服」を分けて考えると、持ち物を減らしやすくなります。
- 旅行中に必要な服を、着用する組み合わせごとに考える。
- 洗濯する衣類を決め、予備を持ちすぎない。
- 厚手の服や乾きにくい服は、着て移動するか持参数を減らす。
- 洗濯前の衣類と洗濯後の衣類を分ける袋を用意する。
- 出発前に、すべての荷物を入れた状態で重さとサイズを確認する。
服を圧縮袋に入れると容量は減っても、重量自体は減りません。LCCの手荷物制限が重さで決まる場合は、衣類の枚数や素材を見直すほうが効果的です。
洗濯を前提にしないほうがよいケース
次のような場合は、洗濯による荷物節約が難しくなる可能性があります。
- 短時間の滞在で、洗濯や乾燥の時間を取れない
- 雨や湿度の影響で、衣類が乾きにくい
- 厚手の衣類を多く使う旅行
- 洗濯物を干せる場所が確保できない宿泊先
- スポーツやアウトドアで、衣類の着替えが多く必要
- 同行者の分もまとめて洗う必要がある
汗をかく予定が多い旅行や、衛生面で着替えが必要な場合は、着替えを無理に減らさないでください。荷物の軽さだけでなく、快適さと乾燥できる見込みを合わせて判断しましょう。
LCC旅行で洗濯する荷物節約のポイント
LCC旅行では、速乾性のある服を少なめに持ち、宿泊先で少量ずつ洗って、十分に乾かすのが基本です。出発前に、旅行日数、洗濯できる回数、衣類が乾くまでの時間を決めておくと失敗しにくくなります。
まずは旅行日数分の衣類をそのまま詰めるのではなく、「何日目に何を洗うか」を決めてから、必要な枚数だけ荷造りしましょう。







