LCCで冬服の荷物を減らすには、厚手の衣類を着て移動し、持っていく服を重ね着できる少数に絞るのが基本です。セーターやダウンを圧縮袋で小さくしても重さは減らないため、機内持ち込みの重量制限がある場合は、出発前にバッグごと量ることが大切です。
LCCの冬服を減らす基本は「着る・兼用する・洗う」
冬服はかさばりやすいため、服の数だけでなく、移動中に着る服と現地で使う服を分けて考えます。次の3つを組み合わせると、荷物を減らしやすくなります。
- 厚手のアウターやブーツは身につけて移動する
- 薄手の服を重ね着して温度調整する
- 下着やインナーを現地で洗って使い回す
ただし、LCCでは機内持ち込み手荷物の個数・サイズ・重量の条件が航空会社や運賃によって異なります。予約した便の公式案内で、手荷物の個数、サイズ、重量、追加料金の条件を確認してください。未確認の荷物を「身につければ無料」と考えるのは避けましょう。
冬の旅行に持っていく服を少数に絞る方法
旅行日数と洗濯の予定を基準にすると、必要以上の服を入れずに済みます。たとえば、数日間の旅行なら、毎日違う厚手の服を用意するより、薄手のインナーを替え、上着を着回すほうが荷物を減らせます。
| 衣類 | 減らし方 |
|---|---|
| アウター | 防寒性のあるものを1着に絞り、移動中に着る |
| セーター・フリース | 厚手を何枚も持たず、薄手の重ね着で調整する |
| インナー | 汗をかいたときに替えられる枚数を優先し、洗濯して使い回す |
| ボトムス | 汚れにくく、複数のトップスに合わせられるものを選ぶ |
| 靴 | 歩きやすく、滞在中の用途を兼ねられる1足を基本にする |
| 部屋着 | 専用の服を増やさず、薄手のインナーなどで兼用する |
「寒かったら困る」と服を追加する前に、宿泊先の暖房、現地で購入できる防寒具、洗濯の可否を確認します。特に厚手の予備服は、使わなかった場合でも大きな荷物になりやすいものです。
厚手の冬服はバッグに入れず着て移動する
ダウンジャケット、厚手のコート、ブーツなどは、バッグに入れるより着用したほうが収納スペースを使いません。機内で暑くなった場合に脱いだ衣類を置くため、薄いトートバッグなどを用意する方法もありますが、別の手荷物として数えられるかは航空会社の条件を確認してください。
重ね着は、次の順番にすると温度調整しやすくなります。
- 汗を吸いやすい薄手のインナーを着る。
- シャツや薄手のフリースなど、脱ぎ着しやすい服を重ねる。
- 外側にコートやダウンなどのアウターを着る。
厚手のセーターを何枚も重ねるより、薄手の服を組み合わせたほうが、暑い場所で一枚ずつ脱ぎやすく、帰りの荷物も整理しやすくなります。
圧縮袋は「小さくする」ために使い、重量対策とは分けて考える
圧縮袋はセーターやダウンの体積を減らすのに役立ちますが、衣類の重さそのものは変わりません。LCCの重量制限が心配な場合は、圧縮する前後ではなく、荷造り後のバッグ全体を量って判断します。
また、ダウンなどは強く圧縮した状態で長時間保管すると、素材の種類によってはふくらみが戻りにくくなる可能性があります。旅行中の一時的な使用にとどめ、帰宅後は早めに袋から出してください。
荷物を減らしやすい冬服の選び方
持っていく服は、単体の防寒性だけでなく、組み合わせやすさで選びます。次の条件に当てはまる服は、少ない枚数で着回しやすい傾向があります。
- 色やデザインが他の服と合わせやすい
- 薄手でも重ね着できる
- 洗濯後に乾きやすい
- シワになりにくい
- 旅行中の外出と室内の両方で使える
反対に、特定の服にしか合わないトップスや、1回しか使わない防寒小物は、必要性を確認してから入れます。マフラー、手袋、帽子などは便利ですが、すべてを持つと小物だけでかさばるため、現地の気温と行動内容に合わせて選びます。
荷造り前に行うと失敗しにくい確認
冬服をバッグに詰める前に、実際に必要な組み合わせを決めると、念のための服を減らせます。
- 旅行中の日ごとの予定と、必要な防寒レベルを確認する。
- 移動日に着るアウター、靴、ボトムスを決める。
- インナーとトップスを、すべての予定に使い回せるか並べて確認する。
- 洗濯する日を決め、洗濯後に着る服の数を減らす。
- 衣類をバッグに入れ、バッグ全体のサイズと重量を確認する。
- 予約したLCCの手荷物条件と照らし合わせ、超える場合は衣類や靴を見直す。
重量が制限を超えそうなときは、まず予備の厚手服、2足目の靴、重い素材の衣類から減らします。圧縮袋で押し込むだけでは重量制限への対策にならないため、実際に服や靴を減らすことが必要です。
冬のLCCで特に注意したい荷物
冬は衣類以外にも、ブーツ、厚手の化粧品、防寒用の電気製品などが荷物を重くします。服だけを減らしても制限を超えることがあるため、バッグに入れるものをまとめて確認します。
- 替えの靴を本当に使うか
- 厚手の部屋着を別に持っていないか
- 大容量の洗面用品をそのまま入れていないか
- モバイルバッテリーなど、機内持ち込み条件の確認が必要なものがないか
- お土産を入れる空き容量を残す必要があるか
手荷物の規定や機内への持ち込み可否は、航空会社、路線、運賃、搭乗時期によって異なる場合があります。最終的には予約便の案内を確認し、空港へ向かう前にバッグのサイズと重量を測っておくと安心です。
まとめ
LCCで冬服の荷物を減らすなら、厚手の服は着て移動し、薄手の服を重ね着し、洗濯して着回すのが基本です。圧縮袋は容量対策にはなりますが、重量は減らせません。
まずは移動日に着る服を決め、旅行中に使い回せる服だけを選び、最後にバッグ全体のサイズと重量をLCCの手荷物条件と照らし合わせてください。







