LCCの機内持ち込みに適したリュックは、容量20〜30L程度、荷物を入れた状態で3辺の合計が100〜115cm以内、重量7kg以下を目安に選ぶと使いやすいです。ただし、サイズ・重量・個数の規定は航空会社や運賃プランによって異なります。
特にLCCでは、リュック本体だけでなく、手荷物全体のサイズや重量を測られることがあります。購入前と搭乗前に、利用する航空会社の公式案内で条件を確認してください。
LCC用リュックのおすすめサイズは20〜30L
短期旅行や1泊程度なら、容量20〜25Lのリュックが扱いやすいサイズです。衣類を圧縮したり、荷物を厳選したりすれば、2泊程度でも対応できる場合があります。
荷物が多い人は30L前後も候補になりますが、容量が大きいリュックは、荷物を詰めると規定サイズや重量を超えやすくなります。容量だけでなく、荷物を入れた後の外寸と重さで判断しましょう。
| 容量の目安 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 15〜20L | 日帰り、荷物の少ない1泊 | 衣類や靴を入れると不足しやすい |
| 20〜25L | 1泊旅行、荷物を減らした短期旅行 | LCC用として比較的選びやすい |
| 25〜30L | 1〜2泊、荷物がやや多い旅行 | 詰めすぎるとサイズ・重量超過に注意 |
| 30L超 | 荷物が多い旅行、長期滞在 | 航空会社によっては規定内に収まりにくい |
外寸は「3辺の合計」と各辺の長さを確認する
LCCの機内持ち込みでは、リュックの縦・横・厚さの合計と、各辺の上限が指定されることがあります。たとえば3辺の合計が115cm以内でも、厚さの上限を超えると持ち込めない可能性があります。
リュックを選ぶときは、商品ページに記載された本体サイズだけでなく、ポケット、背面パッド、持ち手などを含む外寸を確認してください。荷物を詰めたことで厚みが増すタイプにも注意が必要です。
迷ったときは45×30×20cm前後を目安にする
航空会社をまだ決めていない場合は、縦45cm・横30cm・厚さ20cm前後のリュックを目安にすると、比較的サイズに余裕を持たせやすくなります。3辺の合計は、次の計算になります。
45cm+30cm+20cm=95cm
これは各航空会社の規定を一律に満たすサイズという意味ではありません。利用する航空会社が定める各辺の上限や、手荷物の個数制限は別に確認してください。
重量はリュック本体を含めて7kg以下を目標にする
LCCでは、機内持ち込み手荷物に重量制限が設けられていることがあります。重量は中身だけでなく、リュック本体や同時に持ち込む手荷物を含めて計算される場合があるため、出発前に荷物全体を量ることが重要です。
7kg制限の便を利用する場合、リュック本体の重さが1kgなら、中身に使える重量は計算上6kgです。ノートパソコン、カメラ、充電器、飲み物などを入れると重くなりやすいため、リュック本体はできるだけ軽いものを選びます。
重量を抑えやすい詰め方
- 旅行前にリュック本体を含めて計量する
- 衣類を必要な枚数だけに絞る
- 重い靴や本を減らす
- 充電器や洗面用品を小型化する
- 現地で買える消耗品を持ちすぎない
- 飲み物は保安検査のルールに合わせて準備する
小さく見えるリュックでも、パソコンやカメラを入れると重量制限を超えることがあります。サイズだけでなく、出発時と帰宅時の両方の重さを想定しましょう。
LCCの機内持ち込み用リュックを選ぶポイント
サイズと重量に加えて、次の条件を満たすリュックはLCCで使いやすい傾向があります。
荷物を入れても厚みが広がりすぎない
マチを大きく広げられるリュックは便利ですが、詰め込むと厚さの上限を超えやすくなります。荷物を固定できるベルトや、厚みを調整できる構造があると管理しやすくなります。
本体が軽い
重量制限がある場合は、頑丈さだけでなく本体重量も確認します。多機能なリュックは便利ですが、ポケットやフレームが多いほど重くなることがあります。
開口部が大きく、荷物を整理しやすい
スーツケースのように大きく開くリュックは、衣類や電子機器を整理しやすく、荷物の出し入れにも向いています。ただし、収納部が多すぎると本体重量が増えるため、必要な機能とのバランスを見ます。
外側のポケットに物を入れすぎない
外側のポケットに荷物を入れると、表示サイズより厚みが出ることがあります。搭乗前はポケットを含めた最大の外寸を確認してください。
航空会社ごとに確認する項目
LCCの機内持ち込み条件は、すべての航空会社で同じではありません。予約した航空会社と運賃プランについて、次の項目を確認します。
- 機内持ち込みできる手荷物の個数
- 手荷物全体の重量上限
- 縦・横・厚さの上限
- 3辺の合計の上限
- 身の回り品を別に持ち込めるか
- 追加料金を払った場合に条件が変わるか
- 搭乗口でサイズや重量を超えた場合の扱い
「リュック1個なら無条件で持ち込める」とは限りません。リュックのほかにショルダーバッグや免税品の袋を持つ場合、それらを合計して判定されることもあります。
搭乗前にリュックを確認する方法
- リュックに実際に持ち込む荷物をすべて入れます。
- 縦・横・厚さを、ポケットや持ち手を含めた状態で測ります。
- 家庭用のはかりなどで、リュックを含む手荷物全体の重量を量ります。
- 予約した便の公式案内で、サイズ・重量・個数の条件と照らし合わせます。
- 条件を超える場合は、荷物を減らすか、事前に預け入れ手荷物などの扱いを確認します。
測定時にリュックを押しつぶして規定内にするのではなく、通常の持ち運び時の形で確認することが大切です。膨らみやすい素材の場合は、少し余裕を持たせて選びます。
結論:20〜30L、45×30×20cm前後、7kg以下を目安に選ぶ
LCCの機内持ち込み用リュックは、容量20〜30L、外寸45×30×20cm前後、本体を含む荷物全体が7kg以下をひとつの目安にできます。
ただし、この数値だけで全LCCに持ち込めると判断することはできません。最初に利用する航空会社と運賃プランの規定を確認し、その上限より小さく、荷物を入れても重くなりすぎないリュックを選んでください。







