LCCの預け荷物料金は航空会社ごとにいくら違う?

LCCの預け荷物料金は航空会社ごとにいくら違う?

LCCの預け荷物料金は、航空会社によって異なるうえ、同じ会社でも路線・重量・購入時期で変わります。そのため、「LCCは一律いくら」「航空会社Aは必ず航空会社Bより安い」とは判断できません。比較するときは、航空券の運賃だけでなく、預け荷物を追加した合計額で見る必要があります。

LCCの預け荷物料金は航空会社ごとに違う

預け荷物は、運賃に含まれている航空会社と、基本的に別料金で追加する航空会社があります。別料金の場合も、荷物の重量や個数、予約時に申し込むか空港で追加するかによって金額が変わります。

比較で確認する主な項目は、次のとおりです。

  • 預け荷物が運賃に含まれているか
  • 追加できる荷物の重量
  • 荷物1個ごとの料金か、重量枠ごとの料金か
  • 予約時と空港で料金が異なるか
  • 国内線と国際線で料金体系が違うか
  • 変更や追加に手数料がかかるか

料金の差は「同じ条件」で比較する

LCCの預け荷物料金を比べるときは、航空会社ごとの表示額をそのまま並べるのではなく、同じ重量と条件にそろえます。たとえば、20kgの荷物を1個、予約時に追加する条件で比較します。

比較項目 確認する内容
路線 同じ出発地・到着地か
重量 15kg、20kgなど同じ重量枠か
個数 1個分の料金か、複数個の料金か
申込時期 航空券の予約時か、予約後か、空港か
運賃タイプ 預け荷物が含まれる運賃か
通貨・税 表示通貨と税金、手数料の扱い

たとえば、航空会社Aが20kgで2,000円、航空会社Bが20kgで3,000円なら、預け荷物料金の差は1,000円です。ただし、これは同じ路線・重量・申込条件で比較した場合の計算例であり、実際の料金を示すものではありません。

航空会社ごとに料金が変わる主な理由

運賃に含まれる荷物の扱いが違う

LCCでは、最も安い運賃に預け荷物が含まれず、必要な人だけ追加する仕組みが一般的です。一方で、上位の運賃タイプや特定の運賃条件では、一定重量まで含まれる場合があります。

荷物を預ける予定がある場合は、最安運賃だけでなく、荷物込みの運賃で比較しましょう。

重量の区分が違う

預け荷物は、航空会社によって重量枠の設定が異なります。15kg、20kg、25kgなど、選べる重量が違えば、同じ荷物量でも必要な料金が変わります。

荷物が重量枠を超えると、超過料金が発生したり、より重い重量枠への変更が必要になったりします。自宅で荷物を量り、必要な重量を先に決めておくと比較しやすくなります。

予約時と空港で料金が違うことがある

預け荷物は、航空券の予約時や予約後に追加する場合と、空港のカウンターで申し込む場合で扱いが異なることがあります。空港での追加は、事前購入より高くなる場合があるため、荷物を預けると分かっているなら予約時の料金を確認するのが基本です。

ただし、料金や追加方法は航空会社・路線・運賃タイプによって異なります。予約画面や公式の手荷物案内で、対象便の条件を確認してください。

預け荷物を含めた航空券の総額で比べる

航空券の比較では、次の計算で考えると分かりやすくなります。

比較額 = 航空券運賃 + 預け荷物料金 + 必須の手数料

仮に、航空会社Aの航空券が8,000円、預け荷物が2,000円、航空会社Bの航空券が9,000円、預け荷物が無料だとします。この場合、比較額はAが10,000円、Bが9,000円となり、航空券だけなら安いAのほうが、荷物を含めると1,000円高くなります。

これは条件を説明するための計算例です。実際の予約では、座席指定、支払手数料、空港使用料などが別にかかることがあるため、最終確認画面の合計額で比べる必要があります。

預け荷物料金を比較するときの確認手順

  1. 利用する航空会社と路線を決めます。
  2. 預ける荷物の個数と重量を量ります。
  3. 各社で同じ重量枠を選び、預け荷物の追加料金を確認します。
  4. 航空券運賃と預け荷物料金を合計します。
  5. 支払手数料や座席指定料など、必要な費用を加えて最終額を比べます。
  6. 予約後に荷物を追加する場合や、空港で申し込む場合の料金も確認します。

確認するときは、「受託手荷物」「預け手荷物」「手荷物料金」などの項目を探します。機内持ち込み手荷物の条件は預け荷物とは別なので、両方を混同しないようにしましょう。

どのLCCが安いかは荷物の量で変わる

預け荷物がない人は、航空券運賃や機内持ち込みの条件を重視できます。反対に、スーツケースを預ける人は、荷物込みの運賃や追加後の合計額を比較したほうが適切です。

  • 荷物がない場合:航空券運賃と機内持ち込み条件を比較する
  • 小さな荷物を1個預ける場合:最も安い重量枠の料金を比較する
  • 重い荷物を預ける場合:必要重量を含む運賃タイプと追加料金を比較する
  • 複数個を預ける場合:1個追加するごとの料金と重量制限を確認する

したがって、預け荷物料金だけの差額ではなく、自分の荷物条件での最終支払額が安いかどうかで判断するのがポイントです。

まとめ

LCCの預け荷物料金は航空会社ごとに異なり、路線・重量・個数・申込時期・運賃タイプによって差が変わります。比較するときは、同じ条件で料金をそろえ、航空券と預け荷物を合わせた総額を確認してください。

まずは荷物の個数と重量を決め、各航空会社の予約画面で同じ条件の料金を比較すると、自分にとって本当に安いLCCを判断できます。