LCCで赤ちゃんが搭乗できるかは、月齢、同伴する大人の人数、座席の使い方、国内線か国際線かによって決まります。多くのLCCでは、2歳未満の赤ちゃんは大人のひざ上で搭乗できますが、航空会社ごとに年齢制限や料金、予約方法が異なります。
特に、生後間もない赤ちゃんは搭乗できない場合があるため、予約前に利用するLCCの公式サイトで条件を確認してください。
LCCで赤ちゃんが搭乗するための主な条件
一般的には、次の条件を満たしていれば、赤ちゃんを連れて搭乗できます。ただし、具体的な月齢や料金はLCCごとに異なります。
- 赤ちゃんが航空会社の定める搭乗可能年齢に達している
- 2歳未満の場合は、大人のひざ上で搭乗する
- 赤ちゃん1人につき、同伴する大人が1人いる
- 赤ちゃんを含めた人数で予約を取る
- 国際線では、赤ちゃん本人のパスポートなど必要書類を用意する
赤ちゃんを「無料の同伴者」と考えて予約に含めないと、空港で搭乗手続きができない可能性があります。運賃が不要または割安な場合でも、予約時には赤ちゃんの情報を登録してください。
生後何日から搭乗できる?
搭乗できる月齢はLCCによって異なりますが、生後8日未満の新生児を搭乗不可としている航空会社があります。生後8日以上であっても、航空会社への申告や医師の診断書が必要になる場合があります。
生後間もない赤ちゃんを連れて搭乗する場合は、次の順番で確認すると安全です。
- 利用するLCCの「乳幼児」「幼児」「新生児」の搭乗条件を確認する
- 搭乗日の赤ちゃんの年齢が、制限にかからないか計算する
- 診断書や同意書などが必要か確認する
- 予約時に赤ちゃんの人数と年齢を登録する
- 空港で必要な本人確認書類を準備する
航空券を予約した時点では条件を満たしていても、搭乗日には年齢区分が変わることがあります。予約日ではなく、実際の搭乗日の年齢で判定されるかを確認してください。
2歳未満の赤ちゃんはひざ上で搭乗するのが一般的
2歳未満の赤ちゃんは、大人が抱いてひざ上で搭乗する扱いが一般的です。離着陸時には、航空会社の指示に従って赤ちゃんを抱き、必要な安全装置を使用します。
赤ちゃんのために別の座席を購入できるか、チャイルドシートを機内で使えるかは、LCCによって扱いが異なります。自家用車用のチャイルドシートを持ち込んでも、機内で使用できるとは限りません。
「赤ちゃん用に座席を1席確保したい」「チャイルドシートを使いたい」という場合は、予約前に次の点を確認してください。
- 2歳未満の赤ちゃんに別の座席を購入できるか
- 航空会社が認めたチャイルドシートを使用できるか
- 持ち込めるチャイルドシートの大きさや規格
- 座席の位置に制限があるか
- 事前連絡や空港カウンターでの手続きが必要か
大人1人で赤ちゃんを何人まで連れて行ける?
多くの航空会社では、大人1人につき、ひざ上で同伴できる乳幼児は1人とする考え方が基本です。赤ちゃんが2人いる場合は、別の大人の同伴が必要になることがあります。
赤ちゃんが2人いる場合、1人をひざ上、もう1人を別の座席にするなどの方法が認められるかは、航空会社の規定によります。大人1人で2人の赤ちゃんを連れて搭乗できると決めつけず、予約前に確認してください。
赤ちゃんの搭乗料金と座席料金
2歳未満の赤ちゃんは、大人と同じ座席を使う場合でも、航空会社によって料金の扱いが異なります。運賃が無料になるとは限らず、乳幼児料金、施設使用料、税金などが必要になることがあります。
また、2歳以上になると、ひざ上ではなく座席の購入が必要になる航空会社が一般的です。料金を計算するときは、次の項目を分けて確認してください。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 赤ちゃんの年齢区分 | 搭乗日時点で2歳未満か、2歳以上か |
| 運賃 | 乳幼児にも運賃がかかるか |
| 税金・手数料 | 国内線・国際線それぞれで追加費用があるか |
| 座席 | ひざ上で搭乗するか、別の座席を購入するか |
| 手荷物 | ベビーカーやチャイルドシートを預けられる条件 |
料金表に「乳幼児無料」と書かれていても、税金や手数料、手荷物料金まで無料とは限りません。予約画面で赤ちゃんを登録した後の合計額を確認してください。
国内線と国際線で必要なものは違う
国内線では、赤ちゃんの本人確認書類を求められることがあります。国際線では、赤ちゃん本人のパスポートに加えて、渡航先によってビザや入国に必要な書類が必要です。
親子で姓が異なる場合や、片方の親だけで渡航する場合は、航空会社や渡航先の入国審査で追加書類を求められる可能性があります。必要書類は渡航先と国籍によって変わるため、国際線では航空会社だけでなく、渡航先の大使館や入国管理機関の案内も確認してください。
ベビーカーやチャイルドシートは持ち込める?
ベビーカーやチャイルドシートを預けられるLCCはありますが、サイズ、重量、預ける場所、料金の扱いは航空会社ごとに異なります。機内に持ち込めるとは限らず、搭乗口で預ける場合もあります。
確認する項目は次のとおりです。
- ベビーカーを無料で預けられるか
- 空港内のどこまでベビーカーを使えるか
- 搭乗口で預けられるか、チェックインカウンターで預ける必要があるか
- チャイルドシートを機内に持ち込めるか
- 機内持ち込み手荷物の個数や重量に含まれるか
ベビーカーを搭乗口で預ける場合、到着後にすぐ受け取れるとは限りません。到着空港での受け取り場所も、出発前に確認しておくと安心です。
予約前に確認するチェックリスト
LCCで赤ちゃんと搭乗する場合は、次の項目をすべて確認してから予約してください。
- 搭乗日の赤ちゃんの月齢
- 新生児に関する搭乗制限
- 赤ちゃんをひざ上にするか、別の座席を購入するか
- 大人1人あたりの乳幼児の人数制限
- 赤ちゃんを含めた予約方法
- 乳幼児料金、税金、手数料
- ベビーカーとチャイルドシートの扱い
- 国内線・国際線で必要な本人確認書類
- 事前の申告や空港カウンターでの手続き
確認するときは、「LCCだから大丈夫」と判断せず、利用する航空会社の公式サイトで「乳幼児」「幼児」「新生児」「ベビーカー」の案内を確認してください。公式サイトだけで判断できない場合は、予約前に航空会社へ問い合わせるのが確実です。
LCCで赤ちゃんが搭乗できるかは、航空会社の年齢制限と、ひざ上搭乗・同伴人数・必要書類の条件で決まります。まずは搭乗日の月齢を確認し、赤ちゃんを予約に登録したうえで、利用するLCCの規定に合っているかを確認しましょう。







