LCCの機内持ち込みサイズの測り方は?

LCCの機内持ち込みサイズの測り方は?

LCCの機内持ち込みサイズは、荷物を実際に使う状態で、キャスターやハンドルを含めた外寸を測るのが基本です。縦・横・高さをそれぞれ測り、航空会社が定めるサイズと重量の両方を超えていないか確認します。

LCCごとに機内持ち込みのサイズ・個数・重量が異なるため、最終的には搭乗する航空会社と運賃の公式案内を基準にしてください。

LCCの機内持ち込みサイズの測り方

荷物を床に置き、メジャーで「高さ・幅・奥行き」の3方向を測ります。測定時は、荷物の本体だけでなく、外側に出ている部分も含めます。

  1. 荷物に衣類や荷物を入れ、搭乗時に近い状態にします。
  2. キャスターを含めて、床から荷物の最も高い部分までを測ります。
  3. ハンドルや取っ手を収納した状態で、最も長い横幅を測ります。
  4. ポケットやファスナー部分などを含め、最も厚い奥行きを測ります。
  5. 荷物の重さを、搭乗時と同じ中身を入れた状態で測ります。

測定に含める部分

  • キャスター
  • 固定されたハンドルや取っ手
  • 外側のポケット
  • ファスナーを広げた部分
  • 荷物が膨らんで本体から出ている部分

特にキャスター付きのスーツケースは、本体の表示サイズより実際の外寸が大きいことがあります。商品説明に「本体サイズ」と「外寸」の両方がある場合は、機内持ち込みの判断には外寸を使います。

高さ・幅・奥行きはどこを測る?

測る方向の呼び方はメーカーや航空会社で異なることがありますが、一般的には次の3つです。

項目 測る場所
高さ キャスターを含む、床から最上部まで
幅 左右の端から端まで
奥行き 前後の最も厚い部分まで

たとえば、外寸が「高さ55cm・幅40cm・奥行き25cm」なら、航空会社の表記が「55×40×25cm」の場合に照らし合わせます。順番が違っていても、3辺の対応関係を確認すれば判断できます。

測るときに注意したいポイント

スーツケースのハンドルは収納する

伸縮式のハンドルは、通常は完全に収納した状態で測ります。ただし、ハンドルを収納しても固定された取っ手などが出ている場合は、その部分を含めます。

キャスターを外して測らない

キャスターを取り外せる商品でも、実際に機内へ持ち込む状態で測る必要があります。キャスターを外した寸法だけで基準内と判断しないでください。

荷物を詰めた後にもう一度測る

布製バッグやボストンバッグは、中身を入れると厚みが増えることがあります。空の状態ではなく、荷物を詰めてファスナーを閉めた状態で測定します。

外側のポケットに物を入れたり、ファスナーで容量を広げたりすると、奥行きが規定を超える場合があります。

サイズだけでなく重量も測る

機内持ち込みは、サイズが基準内でも重量制限を超えると持ち込めないことがあります。スーツケース本体の重さを含め、搭乗時の荷物全体を体重計や荷物用はかりで測ってください。

バッグが複数ある場合の確認方法

LCCでは、機内へ持ち込める荷物の「個数」と「合計重量」が運賃や航空会社によって定められていることがあります。スーツケースだけでなく、リュックやハンドバッグなども対象に含まれるか確認が必要です。

  • 持ち込める荷物の個数
  • 荷物1個ごとのサイズ制限
  • 合計重量か、荷物ごとの重量か
  • 身の回り品が別枠かどうか
  • 有料の追加手荷物が必要かどうか

「スーツケースのサイズは基準内だから大丈夫」とは限りません。スーツケースとリュックを合わせた重量や個数が条件に合っているかも確認してください。

測定結果が基準ぎりぎりの場合はどうする?

測定値が制限サイズと同じ、またはわずかに下回るだけの場合は、余裕を持たせるのがおすすめです。測定方法の差や、布製バッグの膨らみで規定を超える可能性があるためです。

特に次の荷物は、実際の搭乗時にサイズが変わりやすくなります。

  • 柔らかい布製のキャリーバッグ
  • 容量を拡張できるスーツケース
  • 外側のポケットに多くの物を入れるバッグ
  • 衣類を詰め込んで膨らんだバッグ

少しでも超える可能性がある場合は、中身を減らす、拡張部分を閉じる、小さいバッグに替えるなどして調整します。規定を超える荷物の扱いや追加料金は、航空会社や空港で異なるため、搭乗前に公式案内を確認してください。

機内持ち込みサイズを確認する手順

  1. 予約している航空会社と運賃タイプを確認します。
  2. 公式案内で、持ち込み可能な荷物のサイズ・個数・重量を確認します。
  3. 荷物を搭乗時の状態にして、高さ・幅・奥行きを測ります。
  4. 荷物全体の重量を測ります。
  5. 複数の荷物がある場合は、個数と合計重量の条件も照らし合わせます。
  6. 基準を超えそうなら、荷物を減らすか、事前に預け入れ手荷物を追加します。

測定の基準は、荷物本体の表示サイズではなく、キャスターや固定部分を含めた実際の外寸です。「高さ・幅・奥行き」と「重量・個数」を、予約したLCCの条件に照らし合わせれば、機内持ち込みできるか判断できます。